HDDよ、さようなら そして新バックアップストレージへ

ハードディスク(HDD)のクラッシュによるHDDの脆さを体験して、HDDではバックアップになりえないことを痛感しています。データの保管用に使用していた外付HDDが故障、HDDがスピンアップせず、PCから認識できなくなり、ドライブにあった全データが参照できなくなりました。

利用中のデータに関しては、PCやSDメモリ内にそれぞれ持っているようにしていて、多重にバックアップした形になっており被害はありませんでした。利用頻度が下がって長期に保管するつもりでおいたものがやられてしまいました。結果論になりますが、これもバックアップする必要があったということです。

データサイズが大きく、利用頻度が極めて低いデータで、将来に具体的な利用用途はないものでした。そのため、コストをかけて維持しようという意識がなかったのです。しかし、失ってみると過去の蓄積であり、コンテンツの源だったのです。

もう少し細かく利用状況を書くと、WebやBlog製作に利用する写真のデータは記事やページを作成する時点で利用したら、数例の例外を除いて過去の写真を見直すことはありません。その例外というのは、後継製品が出たときに比較用に使用するケースです。しかし、実際には次々と新しい製品やサービスの写真が出てきて、比較して欲しいときには発表者側が用意してくれているのが通例であり、基本は常に新しいものを追いかけていくというやり方で問題は無いです。

過去を振り返ることがほぼないとはいえ、全くないわけではないのでデータは維持し続ける必要があると考えます。
安価な外付けHDDは故障しやすく、長期のデータ保管には頼りにならないということを肝に銘じておかなければなりません。上記のようなことを踏まえ、メディアの種別を変えて、バックアップすべく構成を考えています。


検討中の構成
(1-a) 外付HDD 3.5インチ 2TB〜3TB
   写真の生データとWebアップ用に縮小したデータを保管
(1-b) 外付HDD 3.5インチ 2TB〜3TB バックアップ
   1-aのバックアップ

(2-a) 外付SDD 2.5インチ 120GB
   Webアップ用に縮小したデータと厳選した写真に関して生データを保管
(2-b) 外付SDD 2.5インチ 120GB
   2-aのバックアップ

予算 5万円〜10万円

機械的な全データのバックアップと種類の違うメディアを利用し、2段階にバックアップすることで、偶発故障や事故、物理的な劣化に対抗することが可能になると考えます。

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