儲かるサイトの秘訣


 まず、Webサイト管理者やWebサイトの運営者が、サイトをやっていて儲かったと感じるのはどういうことか考えて見ましょう。

 一般に人が儲かったと感じるのは、何もせずに利益になった時費やした金銭や労力よりも報酬(インセンティブ)が多い時、ではないかと私は考えます。

 費やす金銭は人を雇って行う場合にはとても大きくなりますし、機材やソフト、サービスの費用もかかります。投資したそれ以上の報酬が期待できて、その報酬が実際に得られることが儲かるサイトです。
 それでは個人でやっている儲かるサイトはどうでしょう。趣味で楽しくサイト運営していれば費やした労力は少なく感じます。感覚として、楽しい時間は短く、辛い時間は長く感じるはずです。これを利用して自分の好きな事を利用して、サイト運営をすること大切です。よくいくら位収益が上がるのかを質問する人がいますが、一方でかけられる時間や技術力について気にする人はごくわずかです。無理をしている人は、かけた労力に見合わないと損した気分になるものです。

うまくいったら儲けもん」というような気楽な気持ちで、楽しくサイト運営すること、無理は決してしないことが私流の儲かるサイトの秘訣です。だから、趣味のアイテム、好きなことや好きなものを取り扱うのです。

このあたりの事を踏まえて運用すると自然と儲かるサイトになるはずです。



 理想論的な話から、それでは実際を考えていこうと思います。

 職業的にサイトを運営するからには、少ない投資で早く多くの収益を上げたいと思うのは当然です。流行の変化の激しいネット界では、手の込んだサイト創りをするよりもサックリ立ち上げて勝負をかけたほうがよいと思えます。検索エンジンの趣向としても、流行の商品は新しいWebページやブログ記事を好む傾向にあります。この場合、老舗のサイト(ドメインの登録期間が長い)ことはほどんと重視されません。


 極端な例では、コピーコンテンツのサイトやスプログと呼ばれる寄せ集め記事だけのサイトを作って運用する人たちが出てきます。特に無料のWebスペースやBlogスペースを利用しているため、数作って放置しておくということが増えています。

 コピーコンテンツやスプログは、どんどん作られているため、ブラックリスト方式ではなかなか淘汰することができません。

 こうなってくると従来型のディレクトリ登録型検索エンジン復権も考えられるわけですが、その登録作業をユーザ参加型で行おうという動きが進んでいます。それはソーシャルブックマークと言われるサービスです。大勢が良いと考えるものは良いという理論です。


 手法を紹介したり、テクニックとして販売する人達が出てくると、その情報を集めて再販する人も出てきて、参加者が一気に増えます。参加者が多くなればツールなどの開発も進むために市場が拡大します。この時点が儲かる状態です。

しかし、情報商材化してしまうと、それ自体の販売が目的と変化してその分野が荒れていきます。参加者が多ければ続くのですが、どうでしょうか。
この後は、この手法が人達に愛されるべき存在であるか、憎まれるべきものであるかによって変わってきます。応援する人が増えて盛り上がるか、それとも逆に対抗・抵抗勢力ができて、封じ込められてしまうかです。

電子メールを使ったSPAMやメルマガが淘汰される日が近い将来来るかもしれません。そうなると次はスプログ(Splog)でしょうね。