アフィリエイトは完全成果報酬型なんです。

いまでも2chをはじめとした掲示板などではアフィリエイトを嫌悪するような書き込みがたくさんありますが、世の中、人は何らかの利害や利害関係によって行動があり、その結果の連続で社会が成り立っています。広告を付けないで詳細な情報が無料で手に入るとしたら、その情報提供者はほかに利益になることがあると考えるべきです。ここでいう利益はもう少し幅広いもので金銭だけではないです。取引や付き合いで応援している会社の商品が広まって欲しい、広まってうれしいといったクチコミの要素も含みます。

三者には一見利益にならないように感じられても何かあるかもしれません。たとえばその商品やサービス提供者自身によって書かれている場合、記事掲載によって金銭が得られる場合、持っている製品や使っているサービスを自慢したいとか有名になりたい場合など自己満足のためなどその動機はさまざまです。

ブログの記事は、アフィリエイトが付いていようがいまいが、それぞれの記事の筆者それぞれのスタンスで書いています。ネットが発表の場というだけで"書く"という行為自体を批判すべきではないでしょう。個人でも法人でもネットで活動することができる訳ですから、あなたも挑戦してみてはどうでしょうか。

特集記事、提灯記事と呼ばれる報酬をもらって書く記事は雑誌や新聞ではよく行われます。広告出稿とセットになった形です。多少媒体が違いますが、テレビでもラジオでも似た手法があります。これはある程度の集客が見込める主に法人のネットメディアや個人のアルファブロガーを対象に記事の執筆や掲載の依頼をする比較的新しい広告手法です。報酬が先に決まっているという点で空振りが無いので手がけやすいです。
法人のメディア系の担当には製品デモ機の優先提供と執筆料の提供があり、それに加えて広告掲載をしており、場合によっては執筆担当者は社員もしくはバイトで給料も貰えています。

しかし、一般のブログを持っているレベルの人にはこういうオファーはまず来ませんし、来たとしても極めて低い報酬が設定されています。

それに対して、一般のアフィリエイトは記事を書く時点では報酬が無いので最も厳しい条件で原稿を書きます。成果によってのみ報酬が決まるという完全成果報酬(フルコミッション)の営業マンと同じです。記事を書くために使ったネットの通信料・Webサイト運用費用、パソコンやカメラ、時間、労力などはすべて先行投資として何の当ても無くやっているのです。

ちなみにフルコミッションというのは、不動産営業、高額商品営業などの世界では有名です。フルコミッションの場合、大抵売上げか利益の○○%を報酬で払うといったシンプルな契約条件です。いくら働いても結果が出なければ駄目なのです。結果が出ていればそれで評価されます。

うらやんだり、ねたんだりしているなら、それを早く止めて自分で始めてみてください。商材にあった良い方法でやらなければなかなか成果が出ないことを身をもって体験できるはずです。アフィリエイターは日夜そういう厳しい世界でしのぎを削っているのです。