私のBCP

 Webサイト運営に当たっては、1つのメインサイト(知名度やブランド力の最も高いサイト)に注力することが運用効率の面でも集客や利用者への利便性の面でも有効です。

 しかし、1つのWebサイトではシステム障害やメンテナンスであったり、災害や事故、社会的制約によりサービスが継続できない状態になることが考えられます。

 対策としては、サービスの運営主体の異なる複数のサービスを利用することで私はBCPを作成、実現しています。内容はとてもシンプルです。使えるものを使ってサービスをするということです。同時に複数のサービスが止まるような可能性は極めて小さいです。もし自分が被災したとして避難先でも利用できるように特殊なクライアントソフトを使うことは避けています。この身一つでも私のサイト運営事業は継続できます。もしもの時<できれば自分の使っているPC端末は持って逃げたいところです。


用語:
BCP (Business Continuity Plan)事業継続計画 / ビジネスコンティニュイティ・プラン
 企業が事業継続に取り組むうえで基本となる計画のこと。災害や事故、社会的制約(輪番停電警戒区域設定による避難)などの予期せぬ出来事の発生により、限られた経営資源で最低限の事業活動を継続、ないし目標復旧時間以内に再開できるようにするために、事前に策定される行動計画である。

 BCPの策定では、まずビジネスインパクト分析を行って自社の業務プロセスが抱えるリスクと影響(損害)を洗い出す。そのうえで優先的に復旧すべき業務とそれに必要な設備やシステムを明らかにし、目標復旧時間の設定や復旧手順を計画していく。より包括的な事業継続管理(BCM)においては、BCPは定期的に見直されるものとされる。