街中景気感覚

サイト運営を複数やっていると趣味も遊びもまったくせずにPCの前に昼頃から深夜まで座っている不健康なイメージが多かれ少なかれあるんじゃないかと思っています。他のWeb製作やBlogerの人と話したときにやはりそういうイメージで見られることが多いという話が何度も出たからです。

私の場合、確かに夜遅くまで頑張ることもありますが、通常は結構早めに起床しています。また外を出歩くことやイベントなどへ参加することも多いです。

今日は私の土日の東京西側の外出先で感じた街中景気感覚について書きたいと思います。

都内(池袋):
相変わらず池袋の休日の人出は多い。手に袋を持っている人も多く、買い物を楽しんでいる様子。ただ、路地裏のゴミゴミとした感じはよりいっそう強まった感がある。駅前大型店やサンシャインなどのスポットに人気が集中しているのではないかと思います。

都内(新宿):
こちらも人出が多く、年齢層がかなり広い。人気店とそうではないお店の差が激しい。週末は遠方から特定の目的のお店へ来ている感じです。

都内(原宿):
いつものことですが、かなり人出が多い。基本的に若くアクティブな人が多い。カップルやグループで楽しんでいる感じ。飲食店もなかなかの来客がありました。

都内(赤坂) :
ショップやグルメ系を楽しむ人が多い感じで店舗の入れ替わりもかなり激しい。新店がオープンするということはそれだけ閉店していくお店が多いということですね。

都内(表参道):
女性の一人でショッピングや二人程度の少人数でカフェなどを楽しむ人が多い感じ。流行に敏感ながらも個性的なハイセンスな人が多く見かけるスポット。まったく不景気な感じはしませんでした。




自分を楽しんでいる人が集まる街は元気ですね。ポジティブな地域とでも名付けておきます。その一方でネガティブな地域は近寄りがたいですね。そもそも行く目的になる場所もほとんどないです。
話は変わりますが、最近は格差の問題があまり報道されず、さらに下に目を向けさせようと貧困ビジネスを意図的に取り上げたりしています。また、移民や外国人受入れなどを進めていこうとさえしています。留学生の多い地域ではアジア圏から来日した人たちが良く働いており、高校生、大学生のバイトは競合するでしょう。日本人には彼らのハングリー精神はないので、ワーキングプアー層が拡大していくでしょうね。

今の日本の経営者には多くの若者の下積みを応援したり、上への階段を上るチャンスを与えることができる余力は残されていないのでしょうね。コスト削減の悪循環が進む一方で、ごく少数の豊かになる人はますます富んでいく、大格差時代の到来です。

ただ低コストにすればいいのではなく、ブランドへのファン層、忠誠心のある顧客と従業員の獲得がこれからの鍵になっていくと私は思います。個人の嗜好が強くなった時代、人と違っていなけりゃ注目されません。そうした状況にあった商売をしていかなければ生き残れないのではないでしょうか。