2月は本格的な入試・受験シーズンですが近年は推薦入試など学校入学のための方法も多様化していますので、既に新生活の準備を始められた方もけっこう多いのではないかと思います。一人暮らしを始めるにあたって気をつけて欲しいことがあります。それは”契約”にまつわることです。住宅の賃貸は両親といっしょに借主や不動産業者と契約することになるので比較的安心ですが、日々の生活では一人のときに悪徳な契約をさせられる危険がいっぱいです。例えば、英会話、美容、浄水器、食品の定期宅配、新聞・雑誌の定期購読、受信契約、ネット・ゲームなどです。一度契約したら解約しにくくして支払いを続けさせる、違約金を取るということを目的としているのではとかんぐりたくなるものもあります。その場で契約せずに、相談するなりそれぞれの窓口に話をしてみてください。特に契約前に「解約」、「契約解除」の方法を調べるとよく分かります。契約前に、「解約の方法を教えてください」、「解約したいんですけど」と問い合わせてみてください。豹変することがほとんどです。恐ろしい実態が分かると思いますよ。
それにしても、契約(入口)と解約・終了(出口)が違うサービスが多すぎます。始めるときは説明員が出向いて親切なのにのに辞めるときの手続きは不親切極まりなく余程の知識がないと難解、煩雑、困難となっています。
機能や効用についての良さそうな話はセールストークなので話半分に、すぐに負担なく止められるかやデメリットについてよく教えてくれるかといった観点で判断するということが大切です。費用総額が分からない契約、期間の定めのない契約、継続性がある契約は取り返しがつきません。
サイト運営でもさまざまな契約があります。主なものは、回線接続、Webサーバといったインフラの利用契約、コンテンツデザインや製作、利用に関する契約などです。最近では無料でショップWebの構築をする代わりに月々の割高な運用費を請求し続けるようなケースも増えていると聞きます。当方では独自製作を心がけていますが、知識として頭の片隅に置いておき注意が必要だと思っています。
