既存分野か新規分野かサイト運営の比率

 サイト運営をしていると既存の一定のアクセスを望めるコンテンツとあまりアクセスのないコンテンツが分かるようになります。そうした場合、注力すべきはどちらか? ということが問題になってきます。いつでもマンパワー・リソースは不足しがちなサイト運営、やるべきことはたくさんあります。サイトのUIを変える、新コンテンツのリリースといった派手なものから、リンク切れの404を潰したりと地味なものまできりがありません。時間さえあれば他のサイトとの連携を含めたり、被リンクを増やすための活動をしたりと大変です。

既存分野のコンテンツ拡充で成長が望めるうちはいいのですが、どうしても新しいユーザーの流入は減ってきます。無限に要るように思えるインターネットの利用者であっても、そのことに興味がある人口というのは限界があります。リピーターに定期的に再訪してもらえるようにコンテンツを増やしていくとしても、悲しいことにネタ切れや飽きられるという時期がやがてきてしまいます。

そうすると新規分野のサイトを増やす、もしくはサイト内にページとして作ることになります。しかし、作りたてのコンテンツがホットな話題でもない限り検索エンジン流入はさほど期待できないので立ち上がりに時間が掛かります。
既存分野ではある程度多くのアクセスがあり、収益にも余裕のあるうちは新規分野も手がけやすいのです。そして、既存分野の落ち込み前に新規分野を一人前のコンテンツに育て上げる必要があります。

小さな事ですが、既存事業の利益を投資した新事業の展開に似ています。



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