パソコンのメーカーとして2003年10月以降はリサイクル事業として「PCリサイクルマーク」付のパソコンは事前に費用徴収(回収時無償)として、パソコンの回収とリサイクルを行っているそうです。
ちょうど2003年10月といえばWindows XPもいい頃合になった時期なので当時のパソコンが不要になってリサイクルに回るケースはまだまだそれほど多くはありません。ちょっと遅く感じても現役だと思います。
それよりも気になるのがまだ現役で使える機種が無償回収のために、再使用(リユース)ではなく破砕・分別工程を経て資源リサイクルに回ってしまっているという現実です。
パソコン回収・再資源化実績
再資源化実績を見るとデスクトップ本体の再資源化率の良さが分かります。それでも7割。ノートパソコンに至っては5割を超えたくらいです。なるべく上手に長く使った方が環境に優しいですよね。
メーカーの収益にはならないかもしれませんけど。
エコ、エコロジー、地球に優しいを謳うからには、メーカー主導で経年劣化で危険なほどまで使い込んだ製品は無料で回収するという取組みがあってもいいのではないかと思います。
