目的外使用

システムやサービスを本来以外の目的に使う嫌われるべき行為者は後を絶ちません。次から次へと、そして自体の進歩の最先端を突っ走っているようです。

電子メールの通信のうちスパムメール(受信者の同意無しに送りつける迷惑メール)が9割だという統計もありますし、ブログの4割も迷惑ブログだといわれています。

どんなシステムやサービス、もっと簡単に言ってしまえば、どんな道具でも悪用すれば迷惑になり、凶器になりうるわけですが、システムサービスはその仕組み上、迷惑行為者が低リスク、安価で大量に実行できてしまうのです。

迷惑行為が行われる裏には、必ず収入源があります。その収入源を断つ工夫をしなければなりません。

ちょっと遠い未来を想像すると愕然とします。サーバのディスクを発掘して、スプログの文章を解読したとしたらどうでしょう。我々の文明社会は笑われ者か、気が狂ったと思われるかもしれません。インターあなたも、ネット上のデータが数千年後に発掘される姿を想像してみてください。


参考:
ニフティ、スパムブログのフィルタリング技術を開発〜スパムブログについての自主調査を実施〜
ニフティ株式会社