斜陽産業トップ10

アメリカの斜陽産業のトップ10の記事を読みながら、日本も既に同様の傾向があると感じているのではないでしょうか? 引越しをしたらまず電話を引くという人は単身・少人数の家族ではかなり減っていますし、タワーマンションの住人は新聞を取らない人が多いと聞きます。

アパレル関連でも日本でデザインして中国で生産した低価格商品がとても増えています。これはここ数年に始まったことではなくもう少し前からですけれど。

利便性が高く、より低価格な代替する商品・サービスが登場したら、古い商品・サービスは衰退していきます。変化に対応できなければ、現状を維持し、成長路線に戻ることができません。

商品・サービスの価値を維持することは大切ですが、同じ事を同じようにしていてはいけないということです。


ウォール・ストリート・ジャーナルの記事によると調査会社IBISワールドは、衰退しつつあるアメリカの10の産業を挙げています。

「固定電話」、「新聞発行」、「DVD・ゲーム・ビデオ・レンタル」、「レコード店」においてはインターネットが代わりのサービスを提供しており、「繊維」、「アパレル製造」、「フォーマルウェアレンタル」は安価な輸入品、「プレハブ住宅」はリーマンショック・住宅バブル崩壊のリセッションの影響と考えられています。


斜陽産業トップ10 (売上規模順)
1. 固定電話
2. 繊維
3. 新聞発行
4. アパレル製造
5. DVD・ゲーム・ビデオ・レンタル
6. プレハブ住宅
7. 映像製作・サービス
8. レコード店
9. 写真現像
10.フォーマルウェアレンタル

米国の衰退産業トップ10
[ウォール・ストリート・ジャーナル 日本版]