日経 ITPLUSの下記の記事を読んで、非常に共感を覚えた。これはメモせずにはいられない。


市場成熟とIT革命の今こそ開発リーダーの「魂」が必要だ
市場の成熟化と「IT革命」により、個人の力と組織の力のバランスが少し変化しつつあると感じる。これまでの日本企業の商品やサービスの開発スタイルは組織力を重視した分業で、個人の感覚や主観、哲学は比較的小さな役割と認識されてきた。(夏野剛のネオ・ジャパネスク論)

 私も物販に携わって「消費者は必要なものは既に購入している。新しい価値、新しい楽しみ、新しい便利さがなければ、商品は買わない。」というのは実感している。生活必需品には定番品の売れる余地があるだろうが、嗜好品や耐久消費財に関しては”新しさ”が最も大切だ


 「開発リーダーの主観による判断」「改善ではなくイノベーションを」にとても良いことが書いてある。この記事の中で夏野 剛氏は「結局は個人の信念や意志、思い、魂だろう。」と言っている。私は、製品のレビューやサポートの仕事を通じて、魂の入った製品は良く、とりあえず作った製品は悪いということに気付いた。それは大手メーカーだろうが中小メーカーだろうが関係はなく、そのものに魂が込められているかなのだと。だから入魂。

 改善活動や製造原価のコストダウンで数字には表れない部分で失ったものは多い。


 私は予てより、チームワークは上昇軌道や安定軌道に乗っているときに必要なことで、不安定で先の見えない時代には突破力を必要とするから、個人の力が非常に大切だと考えている。未来のあるほうに賭ける姿勢も同感だ。







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