検索エンジンの変化

 現在ではWebサイトの影響力の大きさが検索エンジンの仕様変更によって大きく変わってきました。
 ヤフーをはじめとした大手検索エンジンははじめのうちは登録型(ディレクトリ型)といわれるWebサイトの登録手法を取っていました。このディレクトリ型は、サイトの持ち主などが検索エンジンに申請したり推薦したりすることによって主にサイトのトップページを登録していました。登録方法はとても原始的で、サイトを人間の目で見て、その内容を判断して、いくつかの階層に分かれたカテゴリに人手によって登録していました。
 その後、InfoseekやGoogleといったロボット型検索エンジンがリンクをたどって機械的にページを読み込んで蓄積したデータベースを使うロボット型という検索エンジンが全盛になります。ロボット型の威力は情報量と検索速度の速さです。探している情報そのものが掲載されているページをキーワードで探すという今では当たり前の検索の仕方です。ヤフーはその後、ジオシティサービスなど、無料ホームページの強化によって、Webサイト数が激増すると、有料でサイトを審査して登録する方式を強化し、さらにその後はヤフーも負けずにロボット型の検索を取り入れ始めした。