簡単なことって簡単にマネされる!?

簡単なことって簡単にマネされるというのは、多くの人多くの場合において真ですよね。ただ、自分にとって簡単に思えても他人にとっては難しいこと、その人の才能や能力に依存する特技もあります。言葉に言い表しにくい漠然とした感覚的な技そのものはセンスとも言われますね。話を元に戻しますが、特技で簡単なのか、本当に簡単なのかは自分で区別をするのはとても難しいです。本人は簡単だと思い込んでいますので。

Webサイトの特性上、公開して見てもらうことが目的である以上、内容は常に真似されたり、酷い場合はそのままコピーされたり、流用されて丸パクリされることだってあります。丸パクリが簡単なのは、コンテンツをコピーして掲載するのが簡単だからですね。丸パクリはいけないですが、それでは完全にオリジナルかというとそういう訳ではありません。良い部分を取り入れることは多くの有名サイトやアクセスの多いサイトが行っていることです。インスパイアされて、似ているような感じのデザインにしたり、コンテンツを製作することは普段から行われているのです。

以前は丸パクリでも、SEOを駆使して検索結果上位を占めてアクセスを集めることが出来ていましたが、最近の検索エンジンはコンテンツの類似性をチェック、新しさやオリジナリティの評価へウエイトを重くしています。ですので丸パクリは検索エンジンヒットしなくなるようになってきています。適切な引用で「まとめサイト」、「まとめページ」として構成している場合は検索結果やアクセス数も良好ですが、脈略なくコンテンツの素材としてただ集めてきたようなサイトは評価が低くなっています。この傾向は前回の検索エンジンのアップデートで強くなった感じです。

複数のサイトを運営する場合、内容が同じになったり、極めて類似性が高くなるのですが、そういう重複は避けるべきです。他人のコンテンツの丸パクリしたのでなくても、自分のサイトの転載なのかは検索エンジンには分かりませんから後から掲載したWebは低評価になってしまいます。

いくらマネが簡単でも、ただマネをしていてはいけないです。工夫をして元よりも良くなければなりません。マネが簡単な時代は終わりに近づいていると認識すべきです。