こういった仕事をしていると名刺交換をすることがよくあります。相手もビジネスでそれなりに意識が高い人であれば当然の流れとして自己紹介をして名刺交換となります。しかし、多くの人はそれから取引や交流とは無縁で名刺ホルダーにも入れずに配った名刺の空き箱に入れておくだけということも多いのです。
そこで思い切って数年間分、最近交流や連絡を取らなかった人の名刺は廃棄させていただきました。きちんとシュレッダーをかけていますので個人情報が漏れる事はないです。シュレッダーをかけながら考えたのですが、意外に何度もあったり、連絡を取り合ったりする人は少ないものです。意識的に自分から交流をする場をセッティングしないと薄れていってしまうものなのでしょう。
ところで「この人とは付き合いそうもないから」と思っても名刺を渡さないってハッキリ伝えるのは悪印象で周りとのコミュニケーションの雰囲気も壊してしまいます。たまに自分がされると大変気分が悪いものです。特に懇親会・パーティーなど名刺交換が主目的の場に、名刺を持たずに来る人、マナー違反ですね。
ところでネット上の付き合いともなると、紙の名刺はあまり意味を持たない気がします。FacebookといったSNSに代わる日本の名刺的な情報の管理に長けたクラウド型ツールがあると良いと思います。1対1だけの情報を管理し、情報鮮度を維持してくれるツールが望まれます。
