モラルの低下が叫ばれて久しいが・・・

 世の中のモラルの低下が叫ばれて久しいですが、公共マナーのことではなくて情報の発信者について書きます。最近私はWebサイトのモラルの低下も著しいように感じます。タイトルと中身の違う釣り記事が個人運営のコピペサイトやブログで横行していただけには止まらずメディアも同様の作戦で釣り記事を増やしています。
 ほとんどコンテンツに価値のない「○○の技」、「○○の方法」といった記事が増産されています。タイトルを一見すると役立つかもしれなそうなことが書かれているのですが、極めて狭い見識によって書かれていて、要点数件でできるようにならないことだらけです。最近ではネットに書かれていることが世の中のすべて、ネットだけでなんでもできるのだと誤解する人がいるようです。
 誤解してしまった人の誤解を解くのは難しいですが、ネットの情報として伝播しやすいカテゴリ、話題があることをまずは理解していただきたいと思います。
 話は少し変わって、良識あるコンテンツコンテンツを人力で識別するためにGoogleの+1 このページをすすめるというような機能がもてはやされるようになりました。多くの人にすすめられたWebページは価値のあるものとして提供されるようになるのでしょう。文章量が多くHTMLとして正しく書かれていて、言葉、文法に誤りがなくても、読むに耐えないコンテンツを排除できれば、氾濫する情報から本当に探している価値のある情報を見つけやすくなると思います。