知っているもの・知らないもの

自分の知っていること、ものについては価値を認めやすく、知らないこと、ものについては価値を認めにくいというのが一般的ではないかと思います。

サイト運営上、コンテンツの価値については高く評価しがちですが、世間一般ではどう評価されているのでしょうか。先日ブログの盗用がまた話題になっていましたが、当事者が社会的な地位にあったり、著名だったりしたからニュースになったのでしょう。

匿名で書いているもの、ペンネームやハンドルネームで書いているものについても著作権が認められるのですが、どうやらこの国では実名の人は摘発しても、匿名の人は野放しのようです。

よく知られていない人つまり有名ではない人のものには価値がないのか、知られている人つまり著名人のものには価値があるのか。誰でも手軽にブログや携帯サイトで発信できる時代だからこそ、そういったことについてよく考えなければならないと思うのです。

近い将来、ネットパトロールインターネットアーカイブプロジェクトやタイムスタンプ認証、アクセスログの長期保存などによって、無法者に制裁が加えられる日が早く来ますように。そう祈るばかりです。